つなぐ場づくり学校 学校案内


ごあいさつ

つながりを見つめ直し、未来を描く。

人口減少や高齢化が進むなか、地域の中で人が出会い、支え合う「場」の価値はこれまで以上に高まっています。しかし、活動を支える市民活動団体やNPOは、人材不足や資金面の課題、継続性の不安に直面しています。

そんな今だからこそ、「これからの場のかたち」を仲間と一緒に考える時間をつくりました。小さな気づきや出会いが、これからの地域の未来を照らす灯りになるはずです。


なぜ今、「場づくり」を学ぶのか

●地域では今、人と人がつながる「場」の重要性が増しています。同時に、それを長年支えてきた市民活動団体やNPOが、運営の担い手不足や世代交代の難しさという深刻な問題に直面しています。

●活動を続けたくても、中心を担う人に負担が集中してしまい、気力も体力も限界を超えそう、という声は少なくありません。

●一方で、地域に関わりたい、何か役に立ちたいという思いを持つ市民も、確かに存在しています。

●大切なのは、団体そのものを無理に存続させることではなく、その団体が守ってきた価値や、育んできた関係性を、次の誰かへ、そして地域全体へつないでいく発想への転換です。

●この学校は、「団体を延命する」ためではなく、「つながりの新しいかたちをつくる」ための場です。


こんな人に来てほしい

● 地域で「場」をつくって運営しているが、続けることに悩んでいる人

● 今の活動をもっとよくしたい、または一度立て直したいと思っている人

● 地域に関わりたいが、何から始めればいいかわからない人

● 後継者や仲間が見つからず、一人で抱え込んでいる人

● 自治体や中間支援団体として、地域活動の現場をもっと知りたい人

● 学生として、地域のリアルな課題に触れてみたい人

● 特定の活動はしていないが、これから何かやってみたいと考えている人


この学校が大切にしていること

●「正解を教わる」場ではなく、参加者それぞれが自分の問いを持ち寄り、一緒に考える場です。

●成功事例の発表よりも、「うまくいかないこと」「迷っていること」を安心して話せる雰囲気を大切にします。

●リーダーや運営者だけがしんどい構造から抜け出すためのヒントを、対話のなかから見つけていきます。

●誰かのビジョンに合わせるのではなく、参加者それぞれが「やりたいこと」を持ち寄り、重なり合う部分から未来をつくります(コモングラウンドの考え方)。

●「組織として正しいあり方」より、「自分らしく関わり続けられる仕組み」を優先します。


プログラムの構成

全3回で構成されます。参加者の状況や地域の実情に応じて、内容を調整しながら進めます。

 

第1回 「場」の今を共有する 

それぞれの関わる場の現状を持ち寄り、共通点と違いを探します。「手放してよいもの」と「未来につなぐもの」を言語化します。

 

第2回 新しい「場」をつくる・つくり直す 

新しい場の設計や、今ある場の見直しに取り組むワークを行います。壊して再構築する発想も含めて考えます。

 

第3回 継続できる「場」をつくる 

続けられる仕組みを、参加者の経験から整理します。運営負担の分散や、次の担い手との関係づくりについても掘り下げます。


場づくりの5つの視点

この学校で繰り返し登場するテーマを、事前にご紹介します。

 

① 「団体存続」より「つながりの生態系」へ

 

② 問いを共有する場をつくる

 

③ 「関心・動機」ベースでつながる

 

④ 運営の負担を分散させる

 

⑤ 地域との関係を問い直す


よくある問い

地域活動をまったくしていませんが、参加できますか?

もちろんです。「いつかやってみたい」「地域のことを知りたい」という気持ちがあれば、それで十分です。

 

3回すべて出席しないといけませんか?

できるだけ3回通して参加していただくと、対話が深まります。ただし、1回から参加することも可能ですので、まずは気軽にお声がけください。

 

自分の活動が小さすぎて、場に出せるような話がないかもしれません。

小さいからこそ、正直に話せることがあります。うまくいっていないことや、途中で行き詰まった話こそ、この場では一番の宝です。

 

学生ですが、参加しても浮きませんか?

この学校は世代を超えた対話を大切にしています。若い視点は、長く活動してきた人たちに新鮮な気づきをもたらします。ぜひ来てください。


開催レポート